旅の始まり

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宴はずっと楽しそうな雰囲気な中行われていた。 100%別れ惜しんでないよね‼ 村人の薄情な気持ちをよそにマリーは1人でそっとしていた。 清楚な姿を丘から眺めてると視界に(不細工な)マイクが入ってきた。 「ふぅ~。こんな糞村ともお別れか…」 マイクは俺の横に腰掛けた。 「てか、お前が勇者とか笑えるし。」 「うっ。」 反論出来なくて言葉が詰まった。 「まっ。俺が居るし大丈夫だろ?」 確かにマイクは村一番の戦士と謳われる程の強さがあった。 「そうだね。」 「あら、仲が良いのですね。 羨ましいです。」 気が付くとマリーが目の前にいた。 「あの星知ってますか?」 マリーは夜空を指差していた。 空に大きく浮かぶ淡く光を放つ2つの星。 こんなの簡単、晴れの日は毎日見てるし、常識だよ。 名前は…… あっ分かんない… 「記憶を失っていて💦」
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