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「クスッ。そうでしたね。
名前はフィンディア。
この星に住んでいる生き物は全てあのフィンディアから渡って来たとされているのです。」
マリーは手を口元に当てて微笑んでいた。
フィンディアの光に照らされる姿は女神のようだった。
「で、フィンディアがどうかしたのか?」
「フィンディア同士の衝突が起きようとしていた時に、親友でありライバルである2人の勇者がそれぞれの星の中枢機関で星を守っているという話があったもので…」
「もしかして俺たちの事を言いたいのか?」
「えぇ。
近付き過ぎず離れ過ぎず…
ピッタリではないですか?」
マリーは静かに語った。
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