夢?

3/9
前へ
/26ページ
次へ
「愛美、なんかあった?」 少し暗い愛美が気になった。 もう付き合って三年になるけど、こんな愛美を見るのは初めてだ。 「えっ?あっ…うん…」 やっぱりなにかおかしい。 「ねぇ晴哉(はるや)、ちょっとそこのベンチに座らない?」 俺は愛美に言われすぐ近くにあったベンチに座った。 少しの沈黙。 「実は…、晴哉に話があるだ…」 「何?」 俺は別に深く考えずにすぐに返事をした。 しかし、なかなか愛美から次の言葉が出てこない。 俺はなんの話か気になったけど、あえて愛美が話しだすまで待つことにした。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

28人が本棚に入れています
本棚に追加