0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
彼との別れは意外な場所だった。
一緒に飲みに行った店で。
いつかは、私の口から言うしかないと思ってたけど、まさかのタイミングで切り出してしまった。
私は、2人の関係についての思いを聞こうとした。
一生ずっと一緒にいたいと思ってるわけじゃない。お前のこれからの人生を邪魔はしたくない。終わりにした方がいい。
それが彼の答え。
じゃぁそうしよう。
私が言えたのは、そんな言葉しかなかった。
簡単にいうと私は何年も彼のセフレだったということ。
私は愛されてると信じてた。
でも現実は違う。
ちゃんと前に進まなきゃ。
お前も俺も性格さっぱり系だから、普通に変わらず友達でいけるよなぁ。
そうだ。私はいつまでも失恋を引きずるような女じゃなぃ。
そんなに弱くない。
本気でそんな風に思っていた。
最初のコメントを投稿しよう!