584人が本棚に入れています
本棚に追加
「「帰ってきたら突き飛ばしたお仕置するから、逃げるなよ??」」
「なっ!?」
亮太の体がビクリと震える
「フフ…いってくるね。」
「いってきまーす♪」
部屋に1人残された亮太はしばらく動かなかった
そして、顔が赤くなり、手が震えていることに気付く
「なにを…期待しているんだ、俺は…」
そうつぶやくと、2人の後を追うように扉へ向う
3人の関係が変わってしまったのはつい最近、2週間前の事である
翔と守が無事に高校に入学し、学校に通いはじめてしばらくたったある夜の出来事だった…
最初のコメントを投稿しよう!