終わる世界

終わる世界
必然的に誰もが
終結を迎えていく

それは
楽園なのか
破滅なのか

わたしの終わりは
どちらでも構わない
笑顔で受け入れてやろう

いつ来るか
わからないものに
準備なんてしないけれど

自らの手で
進めてしまえても
本当の終わりには辿り着けない

きっと
誰もその事実に
気付こうともしない

でも
もしかしたら
君は当たり前だと言うかな

わたしは
ひたすら書き続けて
エゴを叫ぶしかないかな

誰かひとりでもいい
少し振り向いてくれたら
それだけでもう十二分だな

そうして
終われたなら
本望としか言いようがない

でも
そんな上手い具合に
願いが転ぶかわからない

じゃあ
ひとつの希望として
軽く聞いておいてくれ

この世には
絶対なんてないから
実現しないかもしれない

それでも
自分の希望のひとつや
ふたつくらい言ってもいいだろ

いつでも
わたしたちは
ただのチャレンジャー

今日や明日が
どう転ぶかなんて
人それぞれという世界

じゃあ
わたしはどうしようか
終わる世界は続いていくのか

それとも
自己満足して
もう終わらせるの？

優柔不断
どちらの答えも
持ち合わせていないや

これから
どうなるかな
続くのかな、終わるのかな

当たり前のこと
終われば始まりが来て
ぐるぐる回っていることを

本当は
見せ掛けだけで
終わりなんてないのだ

終わる世界
始まる世界
どちらも同じなんだ

いつでも
わたしたちは
ただのチャレンジャー