いつか

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いつか

未来のわたし 君と今日の日までのように 寄り添えなくなるのだろうか いわゆる病気というヤツ それを見事やっつけたなら 君は笑って抱き締めてくれる? 世間体なんて 本当に必要がなくて ただ苦しい思いをするだけ わたしはね 君が隣にいてくれたら それだけでいいのになあ でも それはただの夢で 現実はいつも追いかけてくる そしてそれに 追いつかれたなら 絶望をプレゼントされる もれなく 真っ暗闇のトンネルに ご招待されてのた打ち回る 君がいれば わたしはそれでよくて いつまでも笑っていられるなら いつか現実を 打破できる時がきたら 病気というヤツは消えるのかな そのいつかが 早く早く来てくれたなら わたしはすぐに笑顔になれる
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