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自然の形
うっすら
わたしのこころが
取り残されていく…
ねえ
本当は
どこに行きたい？
ねえ
本当は
誰の隣にいたい？
これらの問いに
答えは何も返ってこず
ただ遠くなっていくだけ
離れていく
わたしの中から
大切に握り締めているものが
さよなら
お別れの言葉だけれど
またいつの日にか会えるかなあ
この手の中に
ぎゅっとぎゅっと
握り締められる日を待つだけかなあ
すごく寂しくなるけれど
それが自然の形なのならば
静かにそっと受け止めてみよう
君のためでも
誰かのためでもなくて
自分――わたしのために
それでは
ずっとここで
ひとり待っているから
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