終わる世界

意識

誰かさんの
真似ごとなんて
一切やりたくない

だって
わたしはわたし
ひとりしかいないから

オリジナリティ
死ぬほどぶちかまして
お腹を抱えて笑い転げてやる

誰ひとりも
ついてこなくても
書きつづけていよう

日々
形は変わりつづけ
わたしの色も変わる

別に希望なんて
探してなんかいないけれど
違う何かの先は見ようとしている

いつになれば
それがはっきりと
見えるかなんて知らない

死にたい時でも
忘れてはいけないものは
必ず自分の隣にあるもので

それさえも
忘れてしまったら
本当にもったいないよねえ

だから
わたしははいつくばって
普通以下でも何とか生きている

十人十色なんて
よくいうものだけれど
今の世の中にはあるのかな

わたしはひとりだけ
その先をつかみ取りたいし
忘れてはいけないものを知っている

これだけ
わかっていれば
甘ったれでも上出来でしょう

意識しなきゃ
いけない時代だなんて
何だか痛々しくなったのねえ