107人が本棚に入れています
本棚に追加
君にありがとう
わたしを
助けてくれて
本当にありがとう
わがままを
叶えてくれて
すごくうれしかった
いつも
不満や苦しみばかり
口にしない馬鹿なわたしなのに
ストレスなんて
きっと君のほうが
何百倍も上だと思うのに
錯乱しそうで
今にも爆発しそうな
おかしなわたしは消えた
｢おかしくなりたくない｣
誰にも聞こえないこころの声を
どうにかして気付いてくれたのね
現実的な君
破滅的なわたし
とっても真逆なふたり
でも
愛しい君と
笑いあえることは幸せ
そんな当たり前のことを
改めて思い知らせてくれた
君にありがとう――愛してる
ちゃんと
口に出して伝えたいけれど
わたしは恥ずかしがり屋さん
だから
言葉をつむいで
大切に残しておくから
真っ暗闇のトンネルから
この手を引いて連れ戻してくれた
君にありがとう――いつか言わなくちゃ
最初のコメントを投稿しよう！