ループ

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ループ

早めに 目が覚めて いらない情報で青ざめる   頭の中に 気持ち悪いくらい こびりついてしまう   くらくら 眩暈がして 助けを懇願する   でも こんな朝早くに 誰も助けてなんかくれない   みんな 自分のことで いつもいっぱいいっぱい   何故こんなにも 宛てにならない誰かを 頼ろうとしてしまうのだろう   わたしは 誰かと手を繋いでいないと どこでも歩くことができないのか   「今は仕方ない」 声をそろえて言われ 期限があるのだと落ち込む   病気のループに 簡単にすっぽりと 飲み込まれて力つきる   わたしなんか 消えてしまっても 何の影響もありはしない   そんな当たり前のこと 痛いくらいにわかるから 死にたくなるくらいつらいのだ   もうそんなに ちらつかせないで 見えなくてもわかるから   どんどん 自分に絶望し 精神汚染されていく   わたしの形は がらがら崩壊して 図々しく生きる人たちが笑う
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