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拝啓Cocco様
あの子は
助け求めるが
誰かを救いつづける
それでも
自分のことを
無力だと感じている
わたしは
あの子に
何もできないだろう
でも
遠くからあの子を
想いつづけていくから
いつか
この想いが
あの子を助けられたら
そんなことを
少し思うけれど
これは欲張りかなあ
やさしい歌声
激しい気持ちの動き
こころ奪われつづける
あの子の歌で
何か変えたいと
願う願いを叶えて
無力なのは
あの子ではなく
わたし自身なのだ
痛いくらいに
思い知ったことを
あの子は知らない
みんなで
いっしょになって
気付かせてみたいな
あの子にも
｢大丈夫であるように｣
そう伝えたい、ひとことだけ
これからも
見守ることしか
できないけれど…
生き続ければ
あの子に何かが
伝わるかもしれない
そう
ひとつだけ
生き続ければ
今日も
明日も生きれば
あの子に伝えられるかな
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