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灰色の空気
知らず知らず
感覚は錆びていき
言葉は消えていった
ぽつん
ひとり部屋の中で
目が覚めては息が詰まる
この日々は
灰色の空気が
充満しているみたい
眩しい太陽に
苦しくなるばかりで
何ひとつ変わらないまま
本当は
助けてほしいけれど
誰も手を差し延べる訳がない
生きていても
何の価値もなく
絶望だけを感じる
苦しくても
大切に想う人からは
冷たいひとことを浴びる
誰ひとりも
わからなくていいから
存在そのものをなくして
生きていても
毎日を地獄に感じ
絶望が押し寄せるだけ
もう
甘えないから
わたしを死なせて
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