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あなたが 流したという涙は あたたかっただろうか エゴばかり 語りつづける言葉に 大切なものを見付けたのか どうだったかと 聞きたい気持ちは 押し殺しておこうかな 何故なら そのほうがずっと あなたの力になれる気がする 助けられているのは いつもわたしばかりで あなたに届いてうれしかった だから これからも言葉を 吐き出していくから どうか 遠目で構わないから そこから見ていてほしい お互いに 静かな時を願うけれど 誰も見逃してはくれない それでも 一日くらい穏やかな時が 流れていくことを願うから 忘れないでほしい わたしたちはこんなにも 本当はあなたの傍にいることを もしかしたら 痛いくらいに気付いていて 重荷に感じさせているのかな だって あなたは自己犠牲してまで 他人に光を照らそうとするから ねえ 少しだけでいいから 自分に光を照らしてみて それは決して 悪いことなんかじゃなくて あなたを守るものになるさ 見えなかった何かが ひょっこり顔を出して こころも身体も軽くなるかもしれないよ
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