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翌日、花束を持ち病室の前で真紀と2人で立っている。
しかし……真犯人はまだわかっていないものの驚くべき事が多すぎる。
昨日行方不明になった加代ちゃんのお兄さん。実は私がぶっ飛ばした鬼だったのです。
まぁ形上は昨夜私が偶然見つけ保護した、という話しになってはいるものの……猟奇殺人犯なわけでして……
まぁ操られてたの知ってるし本人の意思では決して無い訳で……
さらに言うなれば彼が完全に鬼になってなかったのはそのお兄さんの強い意思で付け加えるならば刑事としての正義感だったのだろう。
お陰で糸口が繋げた。感謝したい。
だが逆に何も覚えていないので手がかり無しという問題もセットなので……なんというか……微妙な終わりであった。
しかし病室から聞こえる加代ちゃんの元気な声をきいているとやってよかった等と思えてくるのだった。
ま、まぁ……実の所なにも解決していないという大問題もセットではあるが……
「あ、そうだ加代、僕の警視手帳しらないかい?」
ニュースをお知らせします。
深夜0時頃文京区のアパートにて遺体が発見されました。警察は殺人事件として事件の捜査を初めていますが部屋から見つかった日本刀の刃から見つかった血液と千代田猟奇事件での被害者と一部致した事から犯人の容疑からも同時に捜査されています。
まだこれは……始まりに過ぎなかった。
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