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洋上、夜の空には奇光景というか幻想的な光景が見ることができる。
月と雲。
月と虹。
流星。
満月の時に稀に見ることのできる光景。
月を包むように、うっすらと丸く浮かび上がる雲。
月明かりがほどよく雲を照らしあげる。
月明かりに浮かびあがる虹。
雨上がりや通り雨のあった夜に月の光によってできる虹。更に二重に虹が発生することもある。
これは遠近法みたいなもの。
近くで降っている雨と遠くで降っている雨が同一方向の時だけに見ることができる。
昼間に見る虹とは違い、夜に見える虹は小さい。月は太陽に比べ光量が小さいために範囲が小さくなるから。
流星。見渡す限りの闇。
洋上だから街の明かりもない。本当に真っ暗闇。
だからこそ星が浮き立つ。陸では夜でも色々な明かりがあるために小さな流れ星は気づかない。
しかし、真っ暗闇の中では小さな流れ星まで見える。
実際、結構な数の流れ星が発生している。
1時間に10個ほどの流れ星を見たことがある。
2、3個続けて見る時は割りと多い。
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