別れの魚釣り

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次の日 父 「えびさんを付けてと・・・・・よし!龍治、あの丸い玉が沈んだら竿を上げるんだぞ!」 龍治 「うん!わかった!」 まー君 「頑張れよ!龍治!・・・・・・・・それにしても、潮風がこたえるなぁ・・・」 『ビュッ』 母 「龍ちゃん!ほら!引いてるわよ!!」 龍治 「え!?どこ?たまがなくなってるよ?」 父 「ひ、引いてるんだよ!竿をあげろ!龍治!」 龍治 「えいっ!!」 『ピチピチ・・・・』 龍治 「やった~!まぐろさんだ~!」 母 「これは、アジさんだよ~。」 龍治 「まぐろさんじゃないんだ。」 父 「よし!次がんばろな!」 龍治 「うん!」 『ピクピク・・・』 父 「引いてるぞ、あげろ!龍治!」 龍治 「そりゃあ!!」 『ピューー―ん・・・・・・ペチャ・・・』 まー君 「うわっ!俺に飛ばすなよ!龍治!」 龍治 「あ、ゴメン・・・・まー君!」 母 「ふふっ」 龍治 「これはなんてさかな?かわいいんだけど!」 父 「これはカワハギだな!ちぃさいなぁ・・・・・」 まー君 「だから、俺は潮水が嫌いだっていってるだろ!」
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