性格の形成

5/43
前へ
/251ページ
次へ
これらは詐欺師と被害者の間にみられる、ある種の心理的『共犯関係』に似ている。 この誘因は、一般的なものではなく、ある方向に偏った性格の人たちに強く作用する。 弱い刺激に敏感で、ストレスと不安感に悩み続ける神経症的な傾向の人たちである。 これは『アタマの良し悪し』ではなく、あくまでその人の『性格』の問題である。 性格は、個人の心の表現パターンによる差異として観察されるが、結局のところ脳で産み出される心のありようで決まる。
/251ページ

最初のコメントを投稿しよう!

185人が本棚に入れています
本棚に追加