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CCI本部、地下射撃場。
ドン!ドン!ドン!ドン!
真琴と瞳が射撃練習をしている所に修一が入ってきた。
修一:何で海兵隊員は45口径が主流なんだ?
真琴:海兵隊は出たとこ勝負だ。ライフルも拳銃も強力なやつじゃなきゃダメだ。それと45口径は海兵隊の伝統さ。
真琴はCOLTガバメント拳銃のマガジンを再装填した。
瞳:で?うちらはサウジに行くの?
修一:そうだ。CIAのキャボット長官から正式なサイン入りの書類だ。俺達は本田先輩とサイクス捜査官の護衛だ。捜査に強力するという点で。俺の隊からサンチエゴ大尉、吉澤の隊からはアトキンス軍曹を連れていく。この2人は爆弾のプロだ。出発は明日、沖縄の嘉手納米軍基地から発つ。
真琴:海兵隊はテロリストを取っ捕まえたりしないよ。
修一:なら撃ち殺しゃいい。海兵隊の専門だろ?
次の日、沖縄、嘉手納米軍基地。
本田:来てくれて感謝します。じゃあ出発しよう。
修一達8人を乗せた軍用輸送機が一路、リヤドのプリンス・スルタン空軍基地を目指した。
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