見えざる敵

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瞳:レッド、今回はM60は使用禁止だぞ。 隣で愛銃のM60軽機関銃、短銃身カスタムモデルをいじっていたジェームズ・レッド・アトキンス二等軍曹を呼び止めた。 レッド:アルカイダ撃ち殺すんじゃないんですか? サンチエゴ:レッド、俺達は爆弾の専門家だ。今回の任務は現場を調査して犯人をあげる事だ。 レッド:分かりました。大尉。 修一:俺達は特殊部隊員だ。捜査をしてテロリストを捕まえるのも仕事のウチだ。忘れるなよ。 レッド:イエス、サー。 瞳:アルカイダは厄介な相手だよ。カタールの特殊作戦で連中と鉢合わせになったからな。 修一:去年か? 瞳:そうだ。フセイン派の残党が、カタールで体勢を立て直していると情報が入ったから、潰しに行ったんだが、偶然そこにアルカイダの訓練キャンプがあった。いたのは100人以上の大部隊、こっちはその半分。あんまりにも抵抗が激しいから最終的にヘリが上空から、ミニガンとロケット弾で掃射した。連中の1番厄介なのは命を惜しまない事さ。
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