閉店まで止まらない

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閉店まで止まらない

夜の7時20分…パチンコ店は、勤め帰りの客などで、ほぼ満席状態…。 六連チャンに入ったとき。 『六連チャンか……ふしぎだね?』 若い店員が、ドル箱を手渡した。 『もしかして……四連チャンが2セットじゃないの?』 ともかく、隆は玉を掻き出すのに、忙しく大変だった。 『こんな、事ってあるの?』 『あまりきかないけど……』 若い店員も、答えに窮していた。 この頃から、隆の台の回りにギャラリーが、あつまりだしていた。
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