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それどころかおばちゃんと喋っている始末。
自分から喋っといて聞いてない。
フリっぱなし。
まさに自由人。
いきなり始末書でも書かせたろかな……
そう思うカケル。
すると、馬鹿デカイ声でカケルが呼ばれる。
「先輩―――!!」
10畳くらいしかない交番に嫌でも響き渡る。
声量がハンパじゃない。
(事件か?)
ただならぬ事態だと判断してタカシのもとに駆け寄るカオル。
その距離2メートルほど。
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