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太陽の陽が眩しくて 思わず瞳を背けたのは 見つめることを 諦めたわけじゃない。 高く飛んで一瞬の光を手に入れるよりも 今目の前にある光を暖めたい 私にはもう時間がないの そんなの逃げてるだけ、なんて ただの言い訳に過ぎない、なんて そんなことはどうでもいいの。 リスクがあるから強くなれるわけじゃない。 走るよりも歩く方が 見える世界が広がるでしょう? 笑う方法ならいくらだってある。 だから私は大丈夫。 もう、揺るがない。
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