7人が本棚に入れています
本棚に追加
空地
ソコには声がかかった
数人が各々別々の場所にいた
《ノア》
「私の名前はノア…よろしく」
ロングコートを着た黒髪でストレートの男。ノア
《アーク》
「アンタは確か2年の?よ…よろしく」
ノア・ローバン
エース達より1学年上で
冷静沈着
《ノア》
「貴方は…アーク君ですね秀才で有名ですよ…」
ノアはアークの事を少し知っているようだ
《アーク》
「そりゃどうも…」
アーク
IQ200以上の天才
後に-SA5-の司令塔と呼ばれる
キャップ帽の鍔を後ろ向きに被っている黒髪
《ブラット》
「………」
ブラット
ずば抜けた洞察力の持ち主
金髪を左に流しストールを首からかけている事が多い
《バーハイム》
「私の名前はバーハイム」
ロングコートに茶色のシルクハットの
変わった男。バーハイム
「率直に言おう君達は選ばれた」
【バーハイム・ローム:裏では少し名の知れた情報屋】
幾つか重なって横になった鉄骨の上に座っていたエースが聞いた
《エース》
「選ばれた?だから?」
エース
後の-SA5-リーダー
今の所只の赤髪の自信家
《アーク》
「なんか…変な奴らランキングに選ばれたみたいだな…」
《ブラット》
「僕達を集めた理由は何だ?」
ブラットは木にもたれていた
《バーハイム》
「まて、そう焦るな。
君達は今日から-SA5-だ」
帽子を手に取り、
「そして私が今日からそのスポンサーとなる」
深くお辞儀をしたバーハイム
《エース》
「何か面白そうだな…」
《アーク》
「いきなり訳の分かんねぇことを…」
《バーハイム》
「アルバイトみたいなモノさ」
《ブラット》
「間に合ってる」
《ノア》
「-SA5-とはいったい何です?」
《バーハイム》
「良い質問だノア君!」
「-SA5-の5はスペシャルエージェント5人って意味です」
《エース》
「ってか…5人居ねぇし」
《バーハイム》
「5人目は君達が決める」
《アーク》
「その前に…まだやるとは言っていない。」
《ブラット》
「その通りだ」
《バーハイム》
「仕方無いですね…
チャンスをあげますよ…
SAになる以外の囁かな別ルートを
条件は一つ
私を捕まえることが出来たら
貴方達は解放しましょう」
《アーク》
「…容易い…」
《バーハイム》
「では1時間30分間で私を空地で捕まえることが出来たら貴方達の勝ち
私が逃げきれば私の勝ち良いですね?
私を捕まえるためにはどんな手を使っても構いません。」
《ブラット》
「後悔するなよ?…」
最初のコメントを投稿しよう!