プロローグ

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ザナ「シエラさん、我々が怖がっていては市民はもっと不安になってしまいますよ」 シエラ「しかし……」 ガタン!! シエラ「きゃぁ!!」 突然の物音にシスターは飛び上がるほど驚いた。 ザナ「何の…音でしょう?」 それに比べ神父は全く動じていない。 シエラ「こ、こんな夜中に教会に誰か用事でしょうか…?」 恐る恐る扉へと近づく。 ザナ「人…ではないかもしれませんね…」 シエラ「し、神父!!」 神父の一言にシスターは動きを止める。 ザナ「人ではないというのは動物という意味ですよ。そんなに怯えなくても魔獣がこの街に入ってくることはありませんよ」
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