269人が本棚に入れています
本棚に追加
私はその時絶望を食らった。
「え?」
と、しか言えなかった。
「だから堕ろして?
そんで別れて?
金は~…半額だけなら用意できそうだわ!やっぱ全額はきついかな~」
私の目の前の男は
淡々と話し続ける。
その時初めて愛が憎しみに変わった瞬間を目にした。
「もういい。
私1人でも産むから」
私はそう言い放ち
その場を離れた。
最初のコメントを投稿しよう!