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私は香野の説明を聞いて少し興奮しながら言った。
「それならさっそく調べるとしようじゃないか」
私がそう言うと急に香野の表情が険しくなった。
「大野君、これからの調査はとても危険ですよ。何故なら強盗団はまだ銀行員の一味を見張っている可能性があるからです。それにうまくやらないと私達が動いている事が強盗団に知れてしまう。それは避けたいので慎重にいかないといけない。
どうです、大野くん覚悟はできてますか?」
「もちろんだとも」
私は決意をもって、そう香野に言った。
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