-第1章-

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――プルルルッ…プルルルッ… 祖母が他界してから半年…1本の電話が鳴り響く ―ガチャ… 「もしもし…」 「あ!もしもし、知明!母さんだけど!!」 鳴り響く電話を手にとると長年仕事で帰らない母親からの電話…… 「母さん…なに、今更…何か用」 「何か用って…(;_;)知明、おばあちゃんが死んでから冷たい…」 冷たいって…あんた… 今まであんたが俺に母親らしい事なんてした事ねぇんだから… 冷たいもくそもねぇだろ… 「はいはい(--;)それはそうと今日は何なの?」 「そうそう、そうだったわ♪♪知明、今の高校から僚のある高校へ編入するのよ(^^)」 「はぁっ!編入だと!!何だよ、いきなり!!聞いてねぇよ」 俺は急な事に理解する事が出来ず電話越しから叫ぶように声をあらげた
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