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「祐樹!あたし、祐樹のご両親に挨拶してない!!!」
祐樹は、あたしの頭から手をどかし、『あぁ…』と呟く。
「大丈夫。今、親父達いねぇし。」
「……え゛?!」
初耳なんですけど!!
「そんな顔すんなって。
海外出張だから…後…3ヵ月くらい帰ってこねーよ。
今、家には、俺とお前、……後、執事、メイドしかいねぇ…」
祐樹は、『安心しろ』と、だけ言うと、あたしの腕を引っ張りながら、何処かへ向かって行った。
…ガチャ…
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