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「えぇー!?
その助っ人がダメでも、越子が一人で相手する事ないよ!!」
「そうだよ!!
そうだ!!
コマと星佳がいるじゃん!!
あの子達、まだ負けてないしさ!!
そもそも、あの二人が原因と言えば原因なんだし。」
民那と真紀が言い募る。
「いや、あのね。
実はあの二人ね…、もう負けてるんだって。
二台揃ってS15に引っこ抜かれたって。
恥ずかしいから言えなかったらしいけど。」
越子が言いづらそうに言う。
「全く、なんでアイツは肝心な時に役に立たないかなー。
我が弟ながら情けないわ。」
真紀が言い捨てる。
「まぁまぁ、そう言っちゃ、可哀想だって。
コマちゃん達だって頑張ったと思うし。」
越子が取りなすように言う。
「それに、私の助っ人も、なかなか頼りになるしね。
まぁ、大船に乗った気で居てよ。」
そう言うと、越子がニッと笑った。
「越子がそう言うなら、大船に乗ったつもりでいさせてもらおうかな。」
「うん、そうだね。
そうさせてもらお。」
民那の言葉に、真紀もうなずく。
そして、対決の日が来る。
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