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「まぁ、どうでも良いや。
どうせ勝つのはオレたちだ。
とりあえず、今回のバトル方式だけどな、リレー方式にさせてもらうぜ。
まず、麓からヒルクライムでバトって登って来て、てっぺんのゴールラインを跨いだらそのパートナーがスタートして今度はダウンヒルでバトる訳さ。」
S15のドライバーが説明した後一言付け加える。
「まぁ、ある映画のワンシーンを応用したわけだな。」
(ある映画って……。あー、アレかぁ。)
民那達の頭の中にスポコンブームの火付け役となった映画が思い浮かぶ。
「こっちはコイツがヒルクライム、オレがダウンヒルをやる。
さぁ、そっちもさっさと決めな。」
S15のドライバーがR32のドライバーを親指を立てて指し示す。
それに華蓮が答える。
「それでは、私がヒルクライムを担当させていただきますわ。」
「それじゃあたしが下りだね。」
華蓮に芹華が続く。
「スタータ―はうちの連中がやるけど、なんなら証人として一人下まで付いてっても良いぜ。」
「じゃあ、私が下まで行くよ。」
S15のドライバーに真紀が答える。
「よし、それで決まりだな。
じゃ、始めるぜ!!」
GT-FOURに華蓮と真紀が乗り込み既に準備を済ませていたR32と共に麓に下っていった。
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