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家に着くと、家の前には既に私服に着替えた麻那がいた。
ん?麻那って誰だって?さっき会った幼なじみだよ。説明がめんどくさいから察してくれ。
しかしこいつ、瞬間移動でも使ったのか?
「遅い!もう6時だよ!」
…そりゃそうだろうな。
「ほらほら早くっ!」
薄い青色のワンピースに、少し短めのスカート。……正直、可愛い。
「なにぼけーっとしてるの?」無意識だろうか、スカートを押さえながらこちらを覗き込む麻那。
わかったわかった、頼むからそんな悩殺ポーズで上目遣いしないでくれ。プラスチック製の漬け物石くらいの重さで抑えられている俺の欲望が暴走しちまうじゃないか。
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