プロローグ

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その日俺は普通に登校した。 誰と一緒に行く訳でもなく、道中出会った奴におう、だの、うす、だのと呻きながらの登校だ。朝からテンションの高い女性の方々の体は一体どういう仕組みになっているのか。低血圧な俺に教えて欲しいね。 門前に立つ美人(某友達曰く)体育教師に急かされつつ、これから半日拘束されることになる校舎を恨めしい目で一瞥してから、教室へと向かった。 それから後は言うまでもない、退屈な授業のオンパレードである。    
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