プロローグ

2/3
前へ
/12ページ
次へ
ある日の真夜中… 街灯すらない人里離れた森の中で数え切れないほどの赤い光。その正体は何百匹もの狼の目。 その狼達の名前は《デスファング》中級の魔物だが群れでの連携攻撃は凄まじい。 その大群に囲まれている一人の男。 今にもデスファング達は攻撃にうつりそうである。しかし、その男は一歩も動かない。 辺りには風が吹き、木々を揺らす。 そして痺れを切らしたのか、デスファングの群れは一斉に咆哮しながら男に向かって飛び掛かる。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加