4250人が本棚に入れています
本棚に追加
前頁解説
天使語:16世紀英国の学者ジョン・ディーと霊視者エドワード・ケリーの日記に天使の言語、アダムとイヴのエデンの園追放以前に用いられた言語として記される言語。現代ではエノク語とも称される。
Ecce homo:エッケ・ホモ。
ラテン語で〝この人を見よ〟の意。
磔刑に処される直前、晒し者にされたイエス・キリストを侮辱する群衆に向けて時のユダヤ属州総督ピラトが発した言葉。
イエスが生きた時代のユダヤ地方は、ユダヤ属州と呼ばれローマ帝国の支配下にあった。
南無帰命月天子、本地大勢至:
月天子その本地(本来の姿)たる勢至菩薩に心から帰依します、という意の祈りの言葉。
月天子:月を神格化した仏教の神。その本来の姿は勢至菩薩であるとされる。梵語ではチャンドラという。
大勢至:勢至菩薩のこと。智慧の光で人々を救う力を持つ仏。なお浄土宗を開いた法然は智慧第一と称えられ、勢至菩薩の化身として信仰されてきた。
羽衣:能楽の作品の一つ。三保の松原で漁師が天女の羽衣を見付けるが、天女が呼び止めて返してもらい、お礼に舞を舞い、国土の繁栄を祈り、沢山の宝物を降らせながら昇天してゆく筋書き。主役の天女は月の宮殿に仕える天女である。
最初のコメントを投稿しよう!