4250人が本棚に入れています
本棚に追加
前頁解説
十分です主よ~:Satis est Domine,Satis est.
ラテン語。イエズス会の宣教師フランシスコ・ザビエルの言葉。
瞑想中に意識を失ったザビエルは、キリストのビジョンを見て上記の言葉を口にしたと伝わる。
日本でよく知られるザビエル像(日本製)にも、この言葉が書き記されている。
シャビエル上人:フランシスコ・ザビエルのこと。日本にキリスト教を伝えた宣教師。日本の守護聖人。バスク人。
イエズス会の創設メンバーの一人で、生家はナバラ王国(現在のバスク地方)の貴族。父は宰相も務めた人物。
バスク人:現在のフランス、スペインにまたがるバスク地方に住む民族。独自の言語バスク語を用いることから、悪魔も言葉が通じず誘惑できなかったなどのジョークも伝わる。
普蘭師西怙:ドン・フランシスコ。豊後国(現在の大分県の大部分を占める地域)の戦国大名、大友宗麟の洗礼名。
にきたつ:〝熟田津に 船乗りせむと月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出でな〟
に因む。作者の額田王は万葉集初期を代表する女性歌人。
最初のコメントを投稿しよう!