夜を駆けて

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ミチル父「そうだ。ミツルくんに言いたいことがあったんだ。明日は隣町のキンセツシティに行くよ。にぎやかなところだからね。きっと楽しんでくれると思って。」      ミツル「キンセツシティですか!?やった、あそこにはポケモンジムもあるんですよね?」      ミチル父「ん?ああ…あるけど……。ミツルくん、どうしてまたそんな?」      ミツル「ボク、挑戦してみようと思うんだ。」      ミチル「えぇ?テッセンさんに挑むの?いくらなんでも……そんな…。」      ミチル父「うーん…おじさんも心配だな。ジム戦は路上での戦いとはわけが違う。君のラルトスが大ケガを負うかもしれないよ?」     ミツル「大丈夫です。ボクとラルトスなら。」      ミチル父「うーむ………………まぁ明日、またよく考えて決めるといいよ。さ、今日はもう寝なさい。」       ボクは部屋に入り、布団に入った。       大丈夫。今のラルトスは昔とは違う。強くなったんだ。きっとジムリーダーにだって勝てるさ。      ああ、明日が楽しみで眠れない。                  翌日。おじさんの運転する車に乗ってボク達はキンセツシティに到着した。      ミチル姉ちゃんはおばさんと一緒にデパートで服を見ていたみたいだ。だけど僕はそれどころじゃない。     1日キンセツシティを楽しみ、最後にようやく目的のキンセツジムに連れてきてもらった。      ミチル「……さ、まぁ今日はここまでで……ダメ?」    ミツル「ダ、ダメだよ!せ、せっかくここまで来たんだから。ここで引いたら男がすたる!」      ミチル母「ねぇ?まだ早いんじゃない?男には引き際も肝心よ?」      なぜか男について語る二人。             ??「あれ?ミツル…か?」      ボク達は声がしたほうに振り返った。      ミツル「あっ、サファイアさん!」      サファイア「やっぱそうだ!久しぶり。何やってんの?」      ミチル父「おぉ、キミがサファイアくんか。ミツルくんのラルトスを捕まえるのを手伝ってくれたという。ミツルくんから話は聞いてるよ。」     サファイア「え?ああ、はい。こんにちは。」   
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