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ハァ ハァ ハァ
僕は走っていた。
医者「ミカちゃんは…遠くに行ってしまったんだ。」
…違う。そんなのに騙されない。
ゲンタ「死んだら地下の暗い部屋に閉じ込められて燃やされるんだぜ!」
…地下、地下にいかないと!
医者「まつんだ、ミツルくん!」
僕は先生の制止を振り切って、病院の地下にある霊暗室に着いた。
キィ…バタン!カチッ
中に入り鍵をかける。
ドンドンドンドン
医者「開けなさい!ミツルくん!」
…奥にベッドが見える。
誰かが寝てる…。いや、それが誰だかわかってるんだ。
僕はその誰かにかかった白い布をどけた。
白い…青白い顔をした、ミカちゃんが姿を現した。
ミツル「…なんで。昨日結婚しようっていったばっかなのに…。
一緒にほしのすなに向かって祈ったのに!どうして…?」
ミツル「うわあぁあぁぁあぁあぁあぁあぁあああああああぁあぁぁあぁあぁあぁあぁああああああぁあぁあぁぁあぁあぁあぁあぁああああああぁあぁあぁぁあぁあぁあぁあぁああああああぁあぁあぁぁあぁあぁあぁあぁああああああぁぁ!!!!!」
入院した日以来の涙だった。胸が痛い、苦しい。…辛い。
これが………僕の初恋。
それからしばらくして僕は退院し、トウカシティに引っ越した。
それから2年。ここから僕の物語は始まる。
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