死神クラブ。

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簡単な挨拶を済ませ、いつもの部屋に案内される。 殺風景な細い廊下を歩きながら、またここに来てしまった事を少し後悔した。 このクラブに通っている事は、当前妻には言っていない。 「それでは、お楽しみください」 ゆっくりドアが開かれる。 既に後悔の念は何処か遠くに消え去っていた。 高い金を払っているんだ。 楽しまなくては、意味がない。
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