207人が本棚に入れています
本棚に追加
/265ページ
峯青学院を辞めた俺は元の公立高校へと戻って、平凡な日々を送った。
だけど唯一、変わった事がある。
それは・・・・“気持ち”。
今まで人生に夢も希望も持たず、ただ何となく生きていた。
それが当たり前で、そんな日々を疑いもしなかった。
だけど東堂さんと出会い、曖昧だが人生に目標が出来た。
それをキッカケに人生は少しずつ変化した。
『“自分”という存在を見いだし、そんな自分で彼女を迎えに行く。』
その為に俺はやりたい事をやり通すと決めたんだ。
夢はまだ漠然としている。
“人の為、自分の為になる仕事をやりたい”
それは今まで喧嘩や暴力で人を傷つけてばかりだった俺だからこその夢だと思う。
これから先・・・・失敗はあっても後悔はしたくない。
最初のコメントを投稿しよう!