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「あーもー!最悪!
やる気なくした!
バカ!もおぉおー!」
ベッドにダイブし、枕に顔を埋めてひとり叫ぶいずみ。
「え…どうしたの、いずみ。」
なんだか危ない人になってきたいずみに苦笑いの俺。
「もういい、寝る。」
いずみはひとりでさっさと布団にもぐってしまった。
「いずみ、どうした「なんでもない!」」
勝手に怒って勝手にふて寝とはさすがの俺もちょっとイラッとしてしまった。
「…わけわかんね。」
いずみに聞こえるか聞こえないかくらいの声でぼそっとつぶやき、あげくため息までつき、電気を豆電球だけにして部屋を出た。
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