sweet 19

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髪を乾かして部屋に戻り、なんだかいずみと同じベッドに入るのもきまずいので仕方なく床に寝転がった。 あーもう。 身も心もさみーし、いてーし。 今日は最悪だ。 またひとつため息をついた。 もう寝てしまおうと、目を閉じたとき、 「…そんなとこで寝たら風邪ひくよ。」 いずみが布団から目だけ出してこちらを見ていた。 「…起きてたんだ。」 「…怒ってる?」 さっきの言葉はやっぱりいずみに聞こえていたようだ。 「…うん。」 別にもう怒ってはいないが、いつも強気ないずみがこんな事聞いてくるからちょっといじめてやった。 「…ごめん。」 目から下は布団の中なので、もそもそとしてあんまり聞こえなかったけど、珍しくいずみが素直だ。 _
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