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フランドール
「 ( ゚д゚) 」
パチュリー
「 (゚д゚ ) 」
さとり
「 ( <●>д<●> ) 」
こっち見んな
さとり
「失礼。」
フランドール
「え~っと…
その『ラーの鏡』を使えば、私は元通りの姿に戻れるのかしら?」
さとり
「ええ、鏡に映る本来の姿に戻ります。」
パチュリー
「…じゃあ、こうなってしまった原因は?」
さとり
「『トトの鏡』
こちらは月の鏡とも言います。」
へえ、今度の鏡は良い名前じゃないの。
…しかし鏡…やっぱり原因は"あれ"か…
パチュリー
「月の…?
その鏡は記憶にないわね…」
さとり
「『ラーの鏡』の存在を知った鵺が、ふざけて真逆の効果を持った鏡を作り上げたのです。
これは地獄での、それもつい最近の事なので、知らないのも無理ありません。」
フランドール
「真逆…つまり映したモノの姿を変えてしまうって事かしら?」
さとり
「その通りです。
貴方が手に入れた鏡ですよ。」
やっぱり…!
パチュリー
「レミィ、原因と治す方法がわかった事だし――」
さとり
「もう行動するのですか。
でも、ここで大人しく待っていてくださいね?」
パチュリー
「――…!」
さとり
「…だって留守番を頼まれてるのでしょう?
妹さんの事なら、霊夢さんが何とかしてくれるのでは?」
フランドール
「いや…これは元々、私の問題よ…
確かに霊夢は利用するけど、肝心の私が動かないでどうする。」
さとり
「……今は昼ですが。」
フランドール
「ククク、問題ない。
ちょっと待ってなさい。」
ここに来た目的は霊夢だけど、実は"もう一つ"あるの。
今から"それ"を持ってくるわ…
(幽雅に歩けカリスマな私)
トッ…トッ…トッ…トッ…トッ…
パチュリー
「……?」
さとり
「…その歩き方に何の意味が…?」
……………
………
…
フランドール
「戻ったわよ。」
さとり
「あら。」
パチュリー
「で? いったい何なの?」
フランドール
「ほらこれ! 日傘よ!」
さとり
「日傘…ですか。」
フランドール
「ふふ、前々から予備の日傘を神社に仕込んで置いたのさ!
霊夢との弾幕で、手持ちの日傘がズタズタになることもよくあるからね…これで日中でも移動ができる!」
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