目を覚ますと…

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口で言っても駄目なら、殴って理解させる…前に読んだ何かの本に、そんなような事が書いてあった気がするわ。 でも、それでも駄目だったら手の施しようが無いじゃない…… 美鈴 「あ…あの~~、フランお嬢様?」 フランドール 「……〇| ̄|_……」 美鈴 「う~ん……咲夜さんの言ったとおりだ…本当におかしくなってますね…」 もう良いわ…私はレミリアではなく、フランドール・スカーレット… 昨日までのカリスマの化身とはお別れ、今日からは破壊の化身として生きるの… 美鈴 「あの、何かあったんですか…? 私で良ければ相談にのりますよ?」 ちゅ…中国……いや、美鈴…! そうだわ…よく考えれば、美鈴にはまだ何も説明していない…! 美鈴ならきっと―― フランドール 「美鈴…驚かないで聞いてね?」 美鈴 「はい! なんでしょう?」 フランドール 「私、実はレミリアなの。 レミリア・スカーレットなのよ。」
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