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昼、いっしょにご飯を食べていた。
鋭二のバカ話に何度も吹き出しそうになる。
鋭二の笑うと幼くなる顔が好き。
初めてこの笑顔を見たとき、勉強のことばかり考えている私がとてもちっぽけに思えた。
鋭二は私をそんな世界から連れ出してくれる、この世で唯一のオアシスみたいだった。
「鋭二、口に付いてるよ、」
私は鋭二の口についていた米粒を取り、食べた。
「ありがとうアサ!」
チュッ。
鋭二にキスされた。
私は赤くなっていることがバレないように下を向いた、
本当に鋭二はバカだ。
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