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――ふぅん。あいつか。
僕は屋上から双眼鏡で麻美たちを見ていた。
…気安く麻美に触りやがって。
あんな奴のどこがいい?
芝原鋭二、成績は下から数えて7番目…。
バカすぎる。
麻美とは到底不釣り合いだ。
麻美は僕と同じ容姿端麗、
成績は僕の次に良い、学園トップクラスの美女だ。
そんな麻美が、どうして…。
ちなみに生徒たちのデータは先生が教えてくれた。
先生たちなんてみんな僕が微笑むとすぐに何でも教えてくれる。
みんなバカばかりさ。
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