逃走

9/25
前へ
/274ページ
次へ
「鋭二、どこ!?」 私は校内を駆け回っていた。 といっても、教室も廊下もボロボロで崩壊寸前だった。 …嫌だ…鋭二…なんでいないの…? …まさか…。 「嫌だよ鋭二! 鋭二がいなくなるわけないよね…?」 私はボロボロなのにも関わらず奥へと進んで行った。
/274ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3554人が本棚に入れています
本棚に追加