玩具。

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あの学校で助からなかったのはたった２人だけだった。

孝太と早崎、たった２人だけだった……。

「鋭二！」

それから。

あたしと鋭二は、また付き合い始めた。

「鋭二、ボタンはずれてるよ。」

朝、あたしは前のように鋭二と一緒に登校した。

「……気にすんなよ」

鋭二は微笑み、あたしの頭を撫でた。