第一章

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移動出来るようになった私は、取り敢えず家に帰った。 扉は勿論すり抜ける。なんか楽しい。 17歳の女子高生が失踪!?。 今朝の新聞記事に書かれていた…なんてことは無くて、普通に家出少女扱いされていた。 お父さんと、お母さんは私のコトを本気に心配していた。 死んだことを知ったら、どうするだろうか? そんなことを考えてしまう。 多分、死体は見つからない。 あんな場所は、田舎の地元人でも知らないのだから。 私は未来永劫、行方不明のままだろう。
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