第一章

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「唯…」 ビクン!無い体が震え上がるのを感じた。 彼に名前を呼ばれたからだ。 「ごめん」 間を置いて呟く彼。 私はベットの隣りに座り、彼に触れようとする。 スッ…、ベットには座れたのに彼には触れず、体をすり抜けた。 思い出すように呟く。 「私、死んだんだね…悟史」 彼の名前。 私を殺した人の名前。 私が愛した人の名前。
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